子育てママの消費を動かすために必要な3つのコミュニケーションとは?

2020.05.20

コミュニケーションについてもママならではの特徴が3つあります。これは、株式会社M3C(ママ・マーケティング・カンパニー)が、商品モニターや座談会、ママ記者との同行取材を重ねる中で見えてきたことです。これらは私たちが非常に注目しているポイントでもあります。というのも家庭消費のイニシアティブが、全体的にパパからママへとシフトしてきていることがわかってきているからです。

「体感優位」-実際に商品を見たり使ったりすることで、ママたちに届けられる情報量が増える

「体感優位」-実際に商品を見たり使ったりすることで、ママたちに届けられる情報量が増える
ママたちが情報を受け取り、認知するとき「体感」がとても優位に働きます。出産・育児をとおして、子どもの泣き声や聞こえてくる音、においや抱き心地の違いなどから、ママたちは子どもの変化を察知するようになることから、身体的な感度が上がっていることもあるのではないかと想像します。子育てに専念していると、知的な情報に対する反応が少ない反面、五感で受け取る情報にはとてもセンシティブなのです。つまり、実際に商品を見たり使ったりすることで、ママたちに届けられる情報量が増えることになります。

 

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「具体性」-ママははじめて商品やサービスを見たときに非常に具体的な自分の生活シーンを参照している

「具体性」-ママは初めて商品やサービスを見たときに非常に具体的な自分の生活シーンを参照している

ママたちの判断基準は「自分たちの具体的な生活体験」に根差しています。ママははじめて商品やサービスを見たときに非常に具体的な自分の生活シーンを参照しています。「この商品は私の生活に具体的にどう入ってくるのか」という思考です。例えばタブレットや離乳食の大きさを判断する際、「私が毎日使っているバッグに入るか?」ということが判断基準になります。住宅設備の場合でも、このような判断基準にフィットするためには、幅広に設計された住宅の階段のサイズを「幅が10センチ広い」と伝えても駄目なのです。「子どもと手をつないで並んで上がれる広さです」とすることで、俄然ママの心にささり、ぐっと理解が進むというわけです。

「今、ここ感」ママは今現在の子どもの状態や不安に大きく捉われてしまいがち

「今、ここ感」ママは今現在の子どもの状態や今現在の不安に大きく捉われてしまいがち

ママたちは未来に対する時間軸に対して、驚くほど想像力がありません。目の前の子どもに目を奪われ、現在の子どもの状態や不安で未来を見通す余裕はあまり持ち合わせていません。特に第1子の場合は刻々と成長する子どもの半年後、1年後のことが想像できないことが影響しています。ママたちの思考は、今現在の子どもの状態や今現在の不安に大きく捉われてしまいがちになるのです。このことは情報取集をする際には、特に気を付けたいポイントでもあります。

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