ママ・マーケティングの記事

気持ちを理解すること、負担を軽減することがワーキングマザーの増加のカギ

2016.09.15

働くママの増加によって、ママたちの働くことへの価値観は多様化しました。また、取り巻く環境次第で、ママの時間に対する課題や不満も様々です。例えば、子どもと過ごす時間が足りない、家事がすべてママの負担になっている、子どもの緊急時にすぐに対応できないなど。これらに対応するためには、周囲のサポート、サポート環境が整うことが不可欠であることは容易に想像できます。実際に、時間の課題をクリアするには、周囲のサポートがなければ、物理的に困難であることも多いのです。

情報をママたちに届けるために、ママのコミュニケーションのタイミングとパターンを知る

2016.09.15

「育児のことがわからな過ぎてあらゆる情報誌を見て回った。スマホは習慣的にいつも手にしている」というママの言葉もあるとおり、多くのママたちはマタニティーの後期から出産直後にママサイトを見て回り、必要と思われるサイトをブックマークします。育児関連サイトに登録するのもこの時期。SNSのコミュニティーに入ったり自ら立ち上げたりするのもこの時期です。そんなママたちのインサイトを知ることで、より多くのママたちに情報を届けることを可能にします。

働くママの増加がカギ! 変化するママたちのコミュニケーション

2016.09.12

働いていないママは、「ママ友との人間関係を難しい」と考える人が比較的多い反面、働いているママは「ママ友とのママ会が楽しみで、積極的に情報交換したい」という傾向が見えてきました。働くママにとって、職場や仕事上の人間関係とは異なるママ友が、子どもの成長について話し合える頼もしい存在であるためと考えられます。

子育てママ特有のコミュニケーションへの理解が、ママを捉えるマーケティングへの第一歩

2016.09.15

ママたちには特有のコミュニケーションがあります。そのコミュニケーションは子どもの成長に伴い、時間軸で情報量も内容も手段も変化します。ママたちがどの時期にどんな情報を求め、どんなアクションをとるのかはこれまでの調査結果からわかってきています。その結果から、ママの心をつかむためには、いつ、どこで、どのような表現をすべきかということを理解することが大切です。

ママはアラフォーまで子育てで大忙し!ママ・マーケティングで考慮すべき女性の晩婚化と出産年齢の高齢化

2016.08.30

少子化が進む中で、当然のことながら「ママ」と呼ばれる女性たちの数は減少傾向にあります。
女性に関するデータを見てみると、2010年までは70万組以上あった婚姻件数はここ数年で60万組前半まで減少し、女性の平均初婚年齢は2014年で29.4歳と、この20年間に約3歳も上昇しています。2014年の出産順位別で見たママの平均年齢は、第1子が30.6歳、第2子が32.4歳、第3子が33.4歳となっています。ママとなった女性は30歳代~40歳前半の間、子育てに多くの時間が割かれ、自分のことは二の次になってしまう時期になります。

子育てママを取り巻く環境変化。ママのインサイトは自由時間ができても「子ども中心」

2020.05.20

子どもの成長に伴いママを取り巻く環境は変化しママの関心事は刻々と変化するため、マーケティング上考慮すべきママのインサイトも変化していきます。変化していると言っても、子どもの就学期まではママに自由時間ができたとしても意識の半分以上は子どものことで占められていますから、子どもの成長→子どもの健康→子どもの遊び→子どもの習い事など変化するママのインサイトの中心は子どものことになります。ママのインサイトにおいて、ママ自身のことが関心事として意識に上がってくるのは、子どもの就学期以降のことになります。

子育てママの消費を動かすために必要な3つのコミュニケーションとは?

2020.05.20

コミュニケーションについてもママならではの特徴が3つあります。これは、株式会社M3C(ママ・マーケティング・カンパニー)が、商品モニターや座談会、ママ記者との同行取材を重ねる中で見えてきたことです。これらは私たちが非常に注目しているポイントでもあります。というのも家庭消費のイニシアティブが、全体的にパパからママへとシフトしてきていることがわかってきているからです。

ママへのマーケティングでおさえておくべき、子育てママの普遍的な3つのインサイト

2020.05.20

年間約100本を超えるマーケティング調査から、「ママ」という属性のインサイト(ママの視点に立って考えたママの欲求や気持ち、それに伴う行動実態)が見えてきました。このターゲティングの大きな特徴は、世代や嗜好性よりも「子どもを持つ母親」という特殊性の方が、行動様式や情報流通を定める要因が勝ることにあります。「出産・育児」には、生物学的なものに由来する普遍性があり、ママたちは年齢や世代を超えて共通の行動様式を枠づけています。